防汚塗料の魅力

耐久性が高い

多くの種類のある塗料の中でも最も耐久性が高いとされるのが防汚塗料です。そのため、塗り替えた壁を綺麗に長く保ちたいなら防汚性の高い塗料を選んでください。

家の外壁は常に雨風や太陽光にさらされているため建物の中で最も傷みやすい部分といえます。外壁の損傷を放置していると建物の劣化に繋がり定期的なメンテナンスが必要となります。

一般的に、外壁の塗り替えは新築から10~15年が目安。せっかく塗り替えるならできるだけ長く綺麗ままの壁を保ちたいと思うのが人情です。そんな時は「防汚塗料」を選びましょう。

汚れにくく塗り替え回数が減る

汚れがつきにくいだけではなく汚れを分解・洗い流すものもあります。塗り替えコストはかかりますが、頻繁に塗り替える必要がなくなるためトータルで考えると低予算に抑えることができます。

高い親水性で汚れをはじく

防汚塗料は親水性(水とのなじみがよくなる性質)を付加したもので、特殊なセラミックなどを配合することで汚れがつきにくく、さらに汚れを除去するセルフクリーニング機能タイプもあります。外壁に付着後分解された汚れは雨水と混ざり合いそのまま洗い流されます。半年もすればその違いが如実に実感できるでしょう。

光触媒のカによりセルフクリーニングを実現

防汚塗料のひとつに光触媒塗料があります。光触媒塗料を使えば太陽光で汚れを分解して雨などの水分で汚れを落とすセルフクリーニングしてくれます。なお、光触媒反応による、基材への影響はありません。

光触媒とは?

太陽の光が持つ力を使って、自らを変化させることなく周りの物の性質を変えるという化学反応を起こす触媒物質。

防汚塗料の活用はコストパフォーマンスが高い

他にも高い耐候性・UVカット機能・帯電防止特性によりチリやホコリが付着しにくい塗料。また、遮熱・防カビ・抗菌などの付加機能がついたタイプもあります。

高性能の防汚塗料はそれなりのコストが必要ですが、防汚塗料は塗り替え周期を倍近くに延長することができるため、安価な塗料による塗り替えを繰り返すより高価ではあるが耐久性に優れた防汚塗料を使用する方が結果的にコストパフォーマンスが良いという試算も出ています。

これから塗り替えをする際の塗料選びの選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?